富士スピードウェイでトラブル その2
今度は交通機関ではなくて観戦席トラブルのお話。
静岡県小山町の富士スピードウェイで30日に行われた、自動車のF1世界選手権第15戦・日本グランプリ(GP)決勝で、「観客席からレースが見えない」というクレームが大量にあり、主催者のスピードウェイは該当する席の約7000人の観客に、指定席料金分の5万円を返却することを決めた。合計金額は約3億5000万円となる。
クレームが出たのは、グランドスタンド側第1コーナー寄りのC指定席のうち、常設席(約2200席)上方に作られた仮設スタンド部分。チケットは6万1000円で売られ、うち5万円が指定席料金分。全10万席の指定席のうち、グランドスタンド2階(7万1000円)に次ぐ高額券だが、追い越しの多い第1コーナーに近いため、人気抜群で完売した。しかし、常設部分に比べ、仮設部分はスタンドのこう配が小さく、「コースが常設席の陰になり、(全速走行中はスタンド寄りを走る)F1マシンがほとんど見えない」と、28日から場内係員などに苦情が相次いでいた。
富士側は30日午前、指定席料金5万円を払い戻すことを決め、来場者に案内のチラシを配った。今後、方法を決める。富士側は「仮設部分の完成が大会直前にずれ込み、席からの確認作業が出来なかった。サービスの質が提供出来ず、申し訳ない」と謝罪している。 (ニュース元:読売新聞)
運営側は「実際の確認が出来なかった」を原因のように説明していますが、設計段階でも判りそうな事(というか設計ミス)じゃないのかなぁ。。。
苦情の声が小さかったら、この不手際をごまかすつもりだったんだろうか・・・
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